こんにちは、家族で数年以内に海外移住を目指しているmikaです。
私たちの移住候補地として今現在最も注目しているのが「シンガポール」です。
幸いなことに20~30代の近い年齢の日本人カップル・ファミリーが3組もシンガポールに2022年から移住をしている知り合い(わたしの実の妹夫婦も含む)がおり、実際の住環境や家賃、食事のことまでざっくばらんに聞くことができました。
子育てや治安、気候の相性、仕事など気になることは山ほどある!
その中でも一番気になるのはやはり「お金面」ですね‥。
そこで今回は私たち家族と同じようにシンガポール移住を検討している方に向けて、実際に移住した日本人夫婦3組のリアルなお金事情についてご紹介します。
シンガポール移住については他の記事でもご紹介していますので、ぜひ併せてご覧ください。
今回聞いた夫婦3組について
今回話を聞かせてくれた3組はたまたまですが、それぞれの家族構成や年代がバラバラに分かれています。
シンガポールでの働き方も
・駐在員
・現地採用
・日本企業で雇用されてリモート勤務
みなさん多種多様でした!
自分たちと似ている家庭環境の方がいれば、ぜひ参考にしてみてください。
1組目:30代夫婦(子供2人)
旦那さんはフルリモート、奥様は駐在員で子育て奮闘中のご夫婦
- 世帯年収:3,000~4,000万円の間(家賃手当含む)
- 男性:日本企業で雇用されてリモート勤務
- 女性:駐在員
- 子供:0歳、1歳の2人
- 家:中心部に居住。女性側の駐在員手当で用意された3LDKコンドミニアム
- 車:なし
なぜ私たちと知り合いなのか分からないくらいリッチなファミリーです
2組目:30代夫婦(子供なし)
2人とも現地採用で海外進出したDINKSのご夫婦
- 世帯年収:2,000万円くらい
- 男性:現地採用
- 女性:現地採用
- 家:中心部からGrabで30分程度のところに居住。個人で契約した2LDKコンドミニアム
- 車:なし
お二人とも現地で就職先を探された、海外での生活に意欲的なご夫婦です
3組目:20代夫婦(子供なし)
駐在の1ヶ月前に入籍したばかりの新婚さん
- 世帯年収:1,500万円くらい(家賃手当含む)
- 男性:現地採用
- 女性:駐在員
- 家:中心地に居住。女性側の駐在員手当で用意された1LDKコンドミニアム
- 車:女性側の駐在員手当で用意あり
20代での海外移住生活は羨ましい限りです
家賃はどのくらい?
一番気になるのが固定費で重くのしかかる「家賃」です。
特にコロナ終息後の2022年から2023年は需要の高まりにより、これまでの家賃から25~30%くらい値上げされたという声もあり、シンガポールのもともと高い家賃がさらに高騰しているようです。
実際に聞いてみるとこんな感じで、場所と広さをある程度絞って選んでも月30〜35万円は必ずかかりそうでした。
中心地の3LDKで家賃85万円くらい(会社負担)
中心地から車で30分くらいの2LDKで家賃35万円くらい
中心地の1LDKで家賃35万円くらい(会社負担)
85万円が際立っていますがかなり豪華な一等地のコンドミニアムでした。
喉から手が出るほど羨ましい…ハイクラスの駐在員はすごいです…。
生活費はどのくらい?
続いてざっくりとした「生活費」に関して聞いてみました。
意外なことにみなさんわりと普段お金をそんなに使う場面はなさそうです。
食事も自炊メイン、たまにUber eatsのような出前をとったり、現地の方が安くご飯を食べるフードコート「ホーカー」を活用してやりくりしているようでした。
お子様がいる家庭ではどうしても保育園のお金は日本と比べて非常に高くなるのがネックですね。シンガポールも日本と同様に少子化が進んでいるようなので、養育費はシビアなポイントです。
食費は自炊メイン、たまに外食で月20〜30万円くらい、娯楽は月15万円くらい、中心部なので交通費がほぼかからず、一番高いのが保育園で一人あたり月20万円くらい
食費は自炊メイン、たまに外食で月15万円くらい、娯楽は月8万円くらい、少し中心部から離れてるので交通費が月3万円くらい
食費は自炊メイン、たまに出前や外食で月15万円くらい、娯楽は月8万円くらい、車があるので交通費はほぼかからず
シンガポールはホーカー以外で外食すると非常に高くつくので自炊メインになるようです。
スーパーの日本食材はとても高く、日本で200円程度の鍋つゆが800円くらいで売ってました。
世帯収入から生活費や家賃を引くと?
かかる費用はわかりましたが、一体お金はいくら残るのか気になりますね。
今はお子様がいない、もしくはいてもまだ小さいとお金はそこまでかかりませんが、子供が生まれて成長して行くについれてどんどん出て行くお金が増えていくので少しずつでも貯金や投資に回していきたいところです。
実際のところここからは質問への回答ではなく、ざっくりと私の予想なのであくまで超参考程度にしていただきたいですが、みなさんしっかり差し引きプラスで生活されているように思います。
月の世帯収入が300万円とした場合
・税金60万円
・家賃85万円
・生活費80〜100万円
差し引き+55~75万円/月くらい
月の世帯収入が170万円とした場合
・税金20万円
・家賃35万円
・生活費30〜50万円
差し引き+65~85万円/月くらい
月の世帯収入が125万円とした場合
・税金17万円
・家賃35万円
・生活費25〜45万円
差し引き+30~50万円/月くらい
日本では税金が多く引かれるため手取りが少なく苦しいですがシンガポールは税金が安い!
物価の高いシンガポールですがやっていけるような気がしてきますね。
まとめ
今回はシンガポールに実際に移住をされた3組のご夫婦のリアルなお金事情に迫って、物価の高いシンガポールで生活ができるのかを調査しました。
回答してくれたお三方は揃いも揃ってハイクラスな方々という面はあるものの、「シンガポール移住は諦めていたけど少し希望が見えてきた」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
我が家でもシンガポールへの就職という高いビザ要件の壁をクリアする必要はあるものの、少しずつ現実的に具体化していけそうです。
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